- ファクタリング会社ランキング >
- FXのやり方と始め方!取引開始までの流れや注文方法を解説
FXのやり方と始め方!取引開始までの流れや注文方法を解説
FXをこれから始めたい方向けに、FXのやり方や始め方を徹底解説! 取引開始までに行うことや、取引の方法について詳しく紹介します。
FXの始め方は?取引開始までの流れを解説
FXを始めるには、口座開設と取引の準備が必要になります。取引を開始するまでの主な流れは以下のとおりです。
- FX会社を選ぶ
- 口座開設をする
- 口座に取引資金を入金する
- 通貨ペアを選ぶ
FX会社を選ぶ
FXの取引ができる会社は複数あるので、まずはどこで口座を作るのかを決める必要があります。FX会社を選ぶ際に確認しておきたいポイントはスプレッドと最低取引単位の二つです。
- スプレッド
- 最低取引単位
スプレッド
スプレッドとは、通貨を買う時の値段(Ask)と売る時の値段(Bid)の差を指します。
この2つの差が小さいことをスプレッドが狭いと言います。FXの取引では、スプレッドが狭い方が低コストで取引できるので有利です。
FX会社によって設定されているスプレッドは異なるので、取引したいと考えている通貨ペアのスプレッドは事前にチェックしておきましょう。
最低取引単位
FX会社ごとに最低取引単位が決まっています。
最低取引単位によって必要な証拠金(担保となるお金のこと)が異なります。
まとまった利益を得たい方は1万通貨以上の取引がおすすめです。
まずは少額で取引してみたいという方は、最低取引通貨数が1,000通貨以下のFX会社を選びましょう。
得られる利益は小さくなりますが、お試しで取引したい方に最適です。
FX口座の開設をする
口座開設するFX会社が決まったら、口座開設手続きを進めます。
各社によって一部違うところもありますが、主な流れは以下のとおりです。
- 口座開設申し込みボタンをクリック
- 名前や住所などの個人情報を入力する
- 年収や貯金などの資産情報を入力する
- マイナンバーカードなどの身分証明書の提出
身分証明書は各社によって違いますが、必要なのがマイナンバーです。
マイナンバーカードがない方は、通知カードやマイナンバー入りの住民票でも対応可能な場合もあります。
また申し込み後はFX会社の審査が入ります。
審査が完了すると現住所に口座番号やログイン情報などが記載された書類が届きます。
申込方法によってはメールで口座番号やログイン情報が届き、当日中に取引ができます。
くわしくは各社のホームページを確認してください。
口座に取引資金を入金する
審査が通って書類を受け取ったら口座開設となり、いよいよ取引を始めることができます。
取引を開始するには、まず元手となる資金を入金しましょう。
FX口座に資金を入金する方法は二つあります。
- 銀行振り込み
- クイック入金
銀行振り込みの場合FX会社が公開している振込先の銀行へ直接入金します。
口座に資金が反映されるまでに当日~3日程度かかる場合があります。※振込手数料あり
クイック入金はインターネットバンキングを使用した入金方法です。
24時時間自分の好きな時にFX会社の取引画面から入金でき、資金もすぐに反映されます。※振込手数料無料
通貨ペアを選ぶ
FXには様々な通貨ペアが用意されており、通貨ペアによってスプレッドや値動きの幅などが異なります。
どの通貨ペアでトレードを始めるかも、FXの取引を行うにあたって重要なポイントです。
FXの取引のやり方は?注文から決済までの流れ
口座の開設と取引資金の入金が完了し、取引を行う通貨ペアが決まったら、実際に注文を行います。FXの取引は、注文と決済の2ステップです。
注文する
FXの注文方法には主に成行(なりゆき)注文・指値(さしね)注文・逆指値注文の3つの注文方法があります。
成行注文:リアルタイムで動いている値動きに対して自分の判断でその場で注文すること。
指値注文:特定のレートまで下がったら買う・上がったら売るという指定をあらかじめ行う注文。
逆指値注文:指値注文とは逆に特定のレートまで上がったら買う・下がったら売るという指定をあらかじめ行う注文。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った注文方法を選びましょう。
決済する
買いでエントリーした場合はその通貨を売る、売りでエントリーした場合はその通貨を買うことにより決済となります。
決済も成行と指値・逆指値での取引が可能です。成行で決済を行いたい場合は、自分でレートを確認の上、手動で決済します。指値・逆指値で決済を行った場合には、指定のレートになったタイミングで自動で決済が行われます。
FXの取引で覚えておきたい注文方法の種類とやり方
FXでは成行注文・指値注文・逆指値注文の他にも様々な注文方法があり、うまく活用することで損失の拡大を防いだり、複雑な注文を行ったりすることができます。
IFD注文
IFD注文とは、イフダンとも呼ばれる注文方法で、新規注文と同時に決済の注文も行ってしまう注文方法です。
IFD注文では新規注文から決済までを自動で行ってくれるので、なかなか取引に時間を使えない忙しいときにも取引が可能です。
IFD注文の例(2つの注文を同時に設定)
新規注文:1ドル100円になったら10lot買う
決済注文:1ドル105円になったらこの10lotを決済する
IFD注文のやり方は、新規注文の際にIFD注文を選択し、新規注文のレートと決済を行うレートを指定するだけです。
OCO注文
OCO注文とは、2種類のレートのどちらかで注文が成立したら、もう片方の注文はキャンセルとなる注文方法です。OCO注文は新規注文・決済注文のどちらでも使用できます。
OCO注文は相場を読み切れず、上がった場合も下がった場合も何らかの取引を行いたい場合に活用できる注文方法です。
OCO新規注文の例(注文時のレートが1ドル110円の場合)
新規注文①:1ドル120円になったら売る(売りのポジションを持つ)
新規注文②:1ドル105円になったら買う(買いのポジションを持つ)
OCO決済注文の例(1ドル110円の時に買いポジションを持った場合)
決済注文①:1ドル120円になったら売る(利益確定)
決済注文②:1ドル105円になったら売る(損切り)
OCO注文のやり方は、新規注文もしくは決済注文の際にOCO注文を選択し、取引を行いたい2つのレートと売り・買いを指定します。
IFO注文
IFO注文はIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。指定のレートになったら新規注文を行い、2種類のレートのどちらかになったら、決済注文を行います。
利益確定の注文だけでなく、損切りの注文も事前に入れておきたい場合に活用できる注文方法です。
IFO注文の例(注文時のレートが1ドル110円の場合)
新規注文:1ドル100円になったら10lot買う
決済注文①:1ドル105円になったらこの10lotを決済する(利益確定)
決済注文②:1ドル95円になったらこの10lotを決済する(損切り)
IFO注文は新規注文時のみ行うことができます。IFO注文を行う際は、新規取引を行いたいレートと、決済を行いたいレート2つを設定しましょう。
FXで失敗しないためのやり方は?おすすめを3つ紹介
FXでの失敗は自分の想定以上の大きな損失をだしてしまうことや、ロスカットにより証拠金の大半を失ってしまうことです。
それを防ぐための方法を3つ紹介します。
ルールを決めて損切りする
FXで大切なのはトレードルールを決めることです。
チャートがどんな形になったらエントリーするか、エントリーした後にこの価格まで逆行してしたら損切などにある程度エントリーと損切のルールを作ります。
とくに損切ルールを決めずに為替の回復をまっていると、自分の想定以上の損失がでてしまい手遅れになることもあります。
自己資金を損切りするのに抵抗がある方は、逆指値注文で強制的に損切りするように設定するのがいいでしょう。
レバレッジを調整する
損切りの他に自己資金を守るためには、レバレッジを調整することが大切です。
自分の資金量と見合った適正なレバレッジでトレードを行うことでリスクを減らし、ロスカットを避けることができます。
レバレッジは高くても5倍程度に抑えるようにしましょう。
証拠金に余裕をもつ
適正な証拠金維持率はトレードのやり方によって変わります。
ポジションを翌日に持ち越さないデイトレードでは500%、長期保有する場合は1000%がおすすめです。
最低必要証拠金のみでも取引はできますが、ロスカットになる可能性は高まります。
十分な証拠金が用意できないうちは、デイトレードで少しずつ資金を増やしていきましょう。
FXのやり方・始め方は簡単!3STEPで始めよう
FXとは値動きを予想して通貨の売買を行うもので、シンプルな仕組みになっています。
FXの始め方は4STEP、実際の取引のやり方はたった2STEPです。
FXの始め方
- FX会社を選ぶ
- 口座開設する
- 口座に取引資金を入金する
- 取引を行う通貨ペアを決める
FXの取引のやり方
- 新規注文を行う
- 決済を行う
取引では様々な注文方法を選択できるので、自分にあった注文方法で取引を行いましょう。